
久しぶりにweb拍手のお礼絵を変えようと思って何気なく描き始めた推理先生(第五人格)の絵が思いがけず良い仕上がりになったのでやったー!
……という気持ちを書き綴ろうと思った次第。
これまでのn十数年の人生で絵は描きこそすれ、人に見られる事を意識して描くようになったのはつい去年だか一昨年からの事。今年は3Dの勉強と並行して、主にX(旧Twitter)で一定の評価を得られるような絵を描くには?と、試行錯誤した一年でした。
その試行錯誤の結果、Xで絵を使って評価されるのにあまり絵そのものの上手さは関係がないという事に気付きまして。勿論、誰が見ても『上手い!!!』と言いたくなるようなプロ並みの絵を描ければ絵だけでも評価されるのでしょうが、そこまでに至らない “絵を描かないそこら辺の人よりは上手い” 程度の絵ならば、絵の上手さよりも絵の内容… 見る人が共感できたり『なんか好き』な絵の方が余程評価される。♡イイネ!が貰えるのだという事がわかった訳です。
つまりXで絵を使って評価されたりフォロワーを増やしたいだけなのであれば、時間を描けてただ上手い絵を描くより、色すら塗らない落書きレベルの絵でも良いから見た人に「なんか好き!」と言われるような内容の絵を短時間に何枚も描く方が余程効率が良い。という事らしい。
それに気付いてから、作業効率を上げる練習も兼ねて敢えて線画を適当にしてみたり、今まで全て手描きに拘っていた塗りをお絵描きソフトの機能で簡略化し、その分短期間に何枚もの絵をX上で発表するようにしてみた。
元々自分で何かを作ろうとすると細かいところが気になり過ぎて永遠に完成せず、途中でダレてしまうことがしょっちゅうあったので、この意識改善はまぁ必要なことだったのだと思う。
結果、確かにその効果はあって、あまり力まず短時間に描き上げた絵でも見る人にヒットするものなら3桁や4桁の♡がつき、その絵を切欠にフォロワーが一気に増えるという現象も経験できた。
適当に描いた絵でも自分が考えていたネタや自分の考えがウケて、「好き!」「面白い!」と評価されることは勿論嬉しかった。しかし…… しかし。
自分は特別、絵だけで食べていけるようになりたいとか、プロのイラストレーターになりたいという訳ではないので、そこまで絵に強い拘りがある訳でもないが… それでも描きたい絵や憧れている絵柄はあったりする。
だからだ~れも知らないし見向きもされなかったとしても自分の好きなネタの絵が描きたくなるし、時々は、誰にも評価されなかったとしても、アホみたいに時間がかかってその結果何も得る物がなく無駄な作業で終わってしまったとしても、憧れや自分の心に従って思いのままにダラダラと描いてみたくなる時もあったりするのです。
そんな「もう今年終わりやし、最後くらい好きに描いたろ」の結果が自分で思ってた以上に上手く描けて嬉しかった!という話でした(長い)。

というわけで最後にもう一度。
…うむ。我ながら😊
来年もし自分の絵柄というものをもう少し追究できるようになったとしたら、このタッチを自分のものとして悩まずサラサラっと描けるようになれたらいいな。描き方忘れませんように。
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